今日のルートは、地下鉄『浅草駅』を皮切りに、『仲見世』『浅草寺』『花やしき』経由で
『新吉原』跡を探索し、『待乳山』から『言問橋』を渡り向島へ、
『牛嶋神社』『三囲神社』『弘福寺』『長命寺』『白髭神社』『向島百花園』を訪ねて
『東向島駅』で幕を閉じることで計画した。
浅草といえば、お馴染みの雷門・浅草寺・仲見世。
朝の10時少し過ぎというのに、観光客でごった返す仲見世!
㊧せんべいや「和泉屋」 ㊨扇屋「文扇堂」
㊧あげまんぢゅう「金龍山」 ㊨これがあげまんぢゅう130円/個
あげまんぢゅうは1個食べられれば良かったのだが「1個売りはしない」
と公表しており、仕方なく6個入りの箱詰めを買った。
㊧趣味玩具「助六」 ㊨助六のショウウインドーに展示していた茶屋のミニチュア
㊧お水舎の高村光雲作の龍神像(沙竭羅(さから)龍王像) ㊨五重塔
㊧花やしき(浅草門) ㊨自販機(風神・雷神のイラストが浅草らしい)
㊧吉原角町通 ㊨吉原大門通
大門の石礎でもいいから、何か残っていないかと思い、ここ「新吉原跡」を訪ねて見たが、
残念ながら通の名前にその面影を残すのみで、有形の面影は見出せなかった!
当時はこの一画を高塀と堀でめぐらし、足抜けする遊女やただ乗りの客を逃がさないようにしていたはずだ!
ただ、この一画は今でもソープ通りとなっており、昼間から各店舗前には厳ついお兄さんが
立っており、高級車がこの時間から出入りするのを見ると、業種はある程度受け継がれているのか?
と思ってしまったが、時代劇に登場する吉原とは雰囲気がだいぶ違うぞ!
もうひとつ、写真は撮らなかったが、角町通入口に「性病」の看板をひときわ大きく
掲げた、開業医が何とも、他所との雰囲気の違いを醸し出している。
何とも、 戦災で焼残った京都と一面焼野原となった東京との違いを痛感しながら、
(墨田)川向こうへ行くべく、言問橋を目指し、30分ほどの距離を歩いた!
㊧言問橋から左岸の眺める ㊨同様に右岸を眺める
昼食はごま油のたっぷりと効いた天丼にしようと思っていたが、
観光客目当てに値を吊り上げた天丼は食べたくなかったし、
「土手の伊勢屋」さんは長蛇の列だったので、もう少し我慢して
言問橋を渡ったところにある「藪蕎麦」に入った!
(やっぱり、今回も蕎麦になってしまったか…)
伊勢屋さんの天丼を食べようと並んで順番を待つ人、人、人…
休日でも開けてくれていた蕎麦屋さん「言問やぶ」に入った!
恒例の熱燗(昼酒は堪りません!)
つまみは「白菜漬」と「板わさ」にしました!
蕎麦味噌や蕎麦がきはお品書きにはありませんでした。
蕎麦は㊧たぬきせいろと㊨鴨せいろで満足!
ご馳走さまでした!
価格は結構リーズナブルで、締めて2,750円也。
昼食休憩が終わって、さて後半は隅田川の向島岸を歩くことになります。
㊧川下りの遊覧船 ㊨三囲神社(門が閉まっており、入れませんでした)
池波正太郎さんが子供の頃、よく遊んだらしい「待乳山聖天」を向島岸から撮影
㊧ 「牛嶋神社」の一の鳥居
㊨参道脇にある「撫で牛」:自分の痛いところと牛の同じ部位を撫でると病が治るという言い伝えがある。
川岸から1本入った、生活道路を歩いていたら、喫茶店ともパン屋さんとも見えるお店があり、思わず入店!
レーズンとチーズの入ったパンを所望した、焼き立てでやわらかく、
それでいて食べるともちもちしており、満足する一品でした!
㊨は沿道に咲く「都忘れ」の可憐な花
せっかくここまで来たのだから、食べない手はないと、食後のスイーツに「言問団子」を店内でお召し上がり!
お茶もついて、お持ち帰りと同じ値段600円也。(3個/人前)
「あげまんぢゅう」「言問団子」とくれば、長命寺の「桜もち」も食べないわけには行かず!
…と思ったがさすがに、食べきれないので、お持ち帰りとさせてもらった。
言問団子の店と対面に位置し、どちらも1,200円/6個です。
もちを包む桜の葉は大きくて立派です。
もう少し歩くと墨田川七福神のひとつ「白鬚神社」にたどり着く。
ここは、西暦951年に奉られたという由緒ある神社である。
二の鳥居とご本殿の間の高層ビルが対照的な景観を生み出す。
白鬚神社の境内に咲いていた「おがたま」の花。
外観は地味だが香りがユニークで、バナナフレーバーの匂いがする。
【向島百花園】
白鬚神社からほんの少し歩くと、向島百花園の入口が見える。
㊧ヤマブキソウ ㊨シラン
㊧ケマンソウ(タイツリソウ) ㊨スズラン
㊧タニウツギ ㊨クロバナロウバイ
㊧ヤエヤマブキ ㊨アセビ
㊧キショウブ ㊨アヤメ
㊧シャガ ㊨シライトソウ
向島百花園の前で、商いしていた黄色い服が良く似合う「きび団子」屋さんのおばさん!
2串100円でとても懐かしいおいしさだった。ごちそうさまでした!
帰りは東武鉄道 東向島駅から東急線直通運転の電車で帰途につく!
***********************************************************************************************************************************************************************