以前も紹介したように来週末辺りにはマイカーを入れ替えることになりそうである。
3年9か月で7万kmを無事故無違反で良く走ってくれた愛車とも
そろそろお別れと思うと妙に淋しいものである。
名残を惜しんで久し振りに中距離ドライブに行ってみた。
目的地は、これまた久し振りの中央高速を選び、甲府とした。
土曜日なので道路も少し混むことを予想し、早朝からの出発とした。

拙宅を6:45a.m.頃出発し、15分程一般道を走った所で既に燃費は14.2km/lを示す。

1時間ほどで相模湖駅前に到着。 7:52a.m.
ここから相模湖ICで中央高速に乗る。

甲府城跡(舞鶴城公園)に到着したが、一般車用の駐車場は
用意されていないので、近くのコインパーキングに駐車する。 9:13a.m.
拙宅から約120km程を2時間30分程で走破したことになる。
約70kmが高速、約50kmが一般道である。

いよいよ徒歩にて舞鶴城への登城である。9:17a.m.
内堀に架かるゆうき橋を渡り城内へ!
復旧する石垣の石1個1個に全て番号が振られており、何層にも分けて
積み直すようだが、重機のある現在でも気の遠くなるような仕事であり、
400年前はさぞかし大変なプロジェクトであったことと思う。

天守台から城下を臨む。あいにく富士山は見えなかった。9:39a.m.

鉄門(くろがねもん)修復工事現場の横に置いてあった「間違い探しクイズ」
9箇所見つけられるかな?

城内の石切り場、ここですべての石をまかなったとは思わないが、
江戸城等と違って城内で石が産出できるのとは、初めて見かけた光景。
各所に古い箭穴が残っていた。

ここは、石垣を修復しようとしたら内側からまた石垣が出てきたらしく、
かって石垣を修復か補強したことが伺える貴重な遺構である。

北側に位置する稲荷櫓が資料館になっており
300円の入館料で資料を見ることができる。

同じく資料館の解説図で、石の割り方を解説している。

道具類の陳列、手前がいわゆる箭である。
木製の箭が昔ねこ村さんに教えていただいた、打ち込んで濡らすことにより、
時間とともに膨張して、割れにくい石も割れるという優れ物かもしれない?

屋外には漆喰壁の段階的な断面構造も展示していた。
なかなか為になった城跡の見学であった。10:18a.m.

内堀の外に出るとお稲荷さんが祀ってあった。

由来を見るに、なんとお城の2倍由緒あるものらしい。
先程の稲荷櫓もこのお稲荷さんに由来するものらしい。10:25a.m.

再び車に戻り、次の目的地「武田神社」(躑躅ヶ崎館跡)へ向かう。
中央本線の踏切を越えるが、上下線とも特急あさまに捕まってしまった。
この電車にも昔は仕事で随分乗ったので懐かしくなり、ついシャッターを切った。
10:34a.m.

舞鶴城公園から15分程で武田神社参道前に到着!
風林火山の文字や武田菱が目に付く。 10:47a.m.
2色のものが巨峰とバニラ、黒蜜ときな粉がトッピングされているのが信玄餅ソフト。
どちらも300円。ごちそうさまでした!

おあやかたさま(お館様→親方さま)の謂れであるとオイラは思っている。
城郭の前身であり、領主とその家族親族および主だった家来が同居していたのだろう。

丁度神前結婚式が行われており、まぎれて参拝した。 11:00a.m.

本殿の隣に宝物殿があり、信玄、勝頼にまつわる武具や甲冑等が展示していた。
ここも拝観料300円也。 11:21a.m.

武田氏二十四将の当時の居所が図示されていた。
躑躅ヶ崎館を中心に取り巻くように武将が居住していたことが分かる。

武田神社を後にして武田通りを進む、「武田」という交差点まで未だに存在するのだ!

ここで11:38、帰途に付く前に昼食を! ということで、ナビで調べた洋食屋さんが休みで、
次の候補は老舗の蕎麦屋さんにした。


奥村本店 手打ち蕎麦屋さんに入店。
蕎麦が冷たく締まっており美味しかったです。 締めて2,750円だったかな?
今日は車なのでご酒はありませんよ! 12:11p.m.

一路往路と同じ道を引き返し帰途に付く。
途中津久井か厚木のR412沿いに「丹沢あんぱん」なるものが出現し、
甘い物に目がないオイラとしては寄り道をして買ってしまいました。 2:07p.m.

最終的に拙宅着は3:25p.m. 250km程を走破し約9時間の小トリップ&ドライブでした。
おつかれさまでした!
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