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月別アーカイブ: 9月 2012

初探訪の東戸塚(2012.9/29)

読者のみなさんは東戸塚という駅をどのくらいご存じか?

聞いたことない! 聞いたことあるけど降りたことない!という方が大半ではなかろうか?

それもそのはずで1980年にできたばかりの新興JR駅である。

といっても、既に32年経っている訳だが100年も先輩の

新橋駅や上野駅に比べれば、まだまだ若い駅である。

と言っているオイラも今まで降りたことのない駅であり、本日初めて訪れた。

元ネタは大畠さんの石仏地図である。

大畠さんのホームページはいつの頃からか開けなくなった。

大畠さんにお頼りして、CDをもらっておいて本当に良かった!

では、どういう計画か? 以下が大畠さんの地図である。

oohatasan map

この地図、一見シンプルで分かりやすそうだが、実際トレースしてみると余りにも

目印がなくデフォルメされており、辿るのは土地勘がなければ難しいのである。

そこで、いつも事前にGoogleMap等の正確な町図と突き合わせて、

両方持っていくことにしている。

それで、実際に歩いたGPSのlogは以下の通り。

walking map120929

一応、「北天院」「熊野神社」「歌舞伎道祖神」「大神宮」のポイントは押さえている。

P1130944

東戸塚駅西口バスロータリー 9:48a.m.

バスが次々にピストン輸送して長蛇の列の人々が次々と乗り込んでいく。

ここから程近い横浜カントリーで開催されている

日本女子オープン選手権のギャラリー達である。

老舗の戸塚カントリーと隣り合わせにあるゴルフ場である。

しかし、この駅前は凄い、高層マンションや巨大な商業施設が立ち並んでいたかと思えば

5分と歩かない内に、牛舎が現れ、農業用水が流れ、田畑が拡がるのだ。

このギャップに驚かされるとともに、駅ができて歴史が浅いことに思い当った。

何せ、オイラ達の年代ではつい最近の出来事である

「横須賀線が東海道線の線路を借用していて営業していたが、

専用の線路を持つようになった時」に分線化してできた駅なのである。

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ということで、最初の目的地北天院に牛舎を見ているうちに到着した。10:00a.m.

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門前に立派な境内案内図と由緒があった。

大畠さん資料によると山門に向かう石段の途中の踊り場の所に寄せてあるらしい。

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ありました!この一群ですね!

きれいに花が活けられていて、掃除も行き届いており気持ちが良いですね。

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大畠さん曰く、この双体道祖神が有名で、本来の姿だそうである。

つまり、性別不明の同じ大きさの僧体を二つ並べていたのが、

いつの間にか男女雛に見立てたように変わってきたということです。

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また、この線香立てには「おゝやま」と刻まれている。大山道の道標でもあったらしい。

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これは、かなり不鮮明であるが「馬に乗った三面の馬頭観音」だろうということである。

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邪鬼を踏む6手合掌の青面金剛像の庚申塔 造立年代不詳

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個人的にはこの小首を傾げた地蔵菩薩?子を抱いているので水子菩薩?

よく分からないが愛嬌があって気に入った。

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これが北天院の山門内。リスが駆け回る閑静な山寺の様子である。 10:07a.m.

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目黒のお不動さんを訪ねて!(2012.9/22)

退院後、初めてのウォーキングである。

Dr.の許可をもらえた訳ではないが、自分なりに痛みの和らぎ具合と

諸症状の軽減から勝手に判断した。

目的地は女房の提案で目黒不動となった。

東急目黒線(昔は目蒲線と言っていた)は沿線に昔住んでいたこともあったし、

不動前の駅はテニスコートがあったのでよく通った場所でもある。

しかし、目黒不動に行った記憶はない!

ウォーキングの計画は以下のガイドブックからのマップ。

IMG

そして、実際に歩いたのが以下のGPSmap。

log paste 120922

回り方は逆だったけどこんな感じで歩きました。

長かった残暑もようやく陰りを見せ始め、やっと屋外を歩く気力が出てきました。

目黒駅近くはもう一週間前は例のさんま祭りで凄いことになっていた所です。

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東急目黒線の不動前駅からウォーキングのスタート 11:28a.m.

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最初の訪問地、蛸薬師成就院に到着。 11:46a.m.

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ご本尊様はお薬師さまかもしれませんが、屋外の石像は主体が阿弥陀さまでした。

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由来記によると徳川二代将軍秀忠の側室お静の方の発願で奉納されたとあります。

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よくよく見ると境内の片隅に庚申塔がありました。

6手合掌青面金剛像で三申を従え邪鬼を踏みつけています。

日輪、月輪、持物は法輪、弓矢等

元禄九子丙(1696)歳庚申待 下目黒○前町

○は「俺」みたいな字面だったけど判別不可でした。

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次は五百羅漢寺です。 12:04p.m.

今更ながら、お彼岸なので何処のお寺さんも人と車が多くバタバタしてました。

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たくさんの羅漢像観てきましたが、内部は撮影禁止となっていたので、写真はありません。

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ここにもありました、フルスペック庚申塔

半分欠けているが日輪月輪、二羽の鶏、三申、ショケラ、邪鬼の6手青面金剛像

お顔の表情がよろしい、眉間の第三の眼もくっきり。

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説明書きまであります。

左手の持物をショケラとは言わないで赤子と表現している新解釈である。

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五百羅漢寺から細い裏道を抜けて目黒不動に出る。 12:30p.m.

お不動さんの門前に白井権八と小紫の秘話伝える比翼塚

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目黒不動寺 瀧泉寺の仁王門

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水掛け不動

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お不動さんをお参りして三折坂を上る。 12:57p.m.

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目黒通りを経て大鳥神社に参拝。 1:09p.m.

お腹空きました!

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山手通りを越えた先に「大鳥前商店街」という看板が見えたので、

蕎麦屋を求めて昼食休憩をとることにした。

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オイラは天とじそば 1,100円

薩摩芋の天ぷら入り、やっとかけそばを食べたくなる気温になりました。

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奥さんは「むじなうどん」キツネとタヌキの全部載せ 750円

ごちそうさまでした!

アルコールはまだ解禁になっていません。

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目黒川を渡ります。左前方は「目黒ホテルエンペラー」まだあったんですね! 1:45p.m.

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もうひとつ五百羅漢が…大円寺の石仏群

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関東では珍しい双体道祖神もありました。

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そしてしっかりとありました、庚申塔が三塔。

㊧寛文七(1667)年 ㊥貞享元甲子(1684) ㊨寛文八(1668)と読めました。

いずれも三猿を陽刻した文字庚申塔。

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お彼岸で阿弥陀様ご開帳か?境内は車と檀家の方で騒然としていました。

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結構な傾斜の行人坂を上り目黒の駅に向かう。

目黒近くで一休みして、電車で帰途に付きました。 5:59p.m.

pebnote120922

横浜で買物して、久々の一万歩越えで14,467歩でした。

お疲れさまでした!

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